ポケットWi-Fiを選ぶときに気になるのは「速さ」です。
しかし、公式サイトに記載されている公称速度(理論値)と、実際に利用者が計測する実測速度には大きな差があります。
本記事では、主要5サービス(UQ WiMAX・SoftBank Air・home 5G・GMOとくとくBB WiMAX・ギアWiFi)を比較し、あなたの利用シーンに最適な回線選びをサポートします。
通信速度の基本と「1Gbps」の目安
回線速度は「bps(ビーピーエス)」で表されます。
1Gbps(=1,000Mbps)の速度が出ると、理論上は
- 4K動画(約25Mbps)を同時に30本以上再生できる
- 大容量ゲーム(100GB超)も数分〜十数分でダウンロード可能
といった使い方が可能です。
ただし、これは理論値であり、実際には基地局・エリア・時間帯などの要因で速度は大きく低下します。
公称速度(理論値)の比較
実測速度の比較
公称速度はあくまで「理論値」であり、実際にユーザーが計測する実測速度は大きく異なります。
下記は口コミや第三者調査を参考にした一般的なレンジです(Mbps単位)。
サービス | 昼 | 夕方 | 夜 | コメント |
---|---|---|---|---|
UQ WiMAX | 30〜120 | 40〜150 | 50〜180 | 屋外利用で強い/端末次第で高速化 |
SoftBank Air | 20〜80 | 25〜90 | 30〜110 | 設置場所の影響が大きい |
home 5G | 50〜150 | 60〜170 | 70〜200 | 屋内固定で比較的安定 |
GMOとくとくBB WiMAX | 30〜120 | 40〜140 | 50〜170 | 特典重視なら候補/速度はUQと同等 |
ギアWiFi | 5〜30 | 5〜40 | 5〜50 | クラウドSIM特有の振れ幅大きい |
シーン別の最適解
- 在宅ワーク中心: home 5G/SoftBank Air → 固定設置型で安定性◎
- 外出や移動が多い: UQ WiMAX/GMO WiMAX → モバイルルーターでフレキシブル
- 旅行や海外利用: ギアWiFi → クラウドSIMで海外対応も可能
- ゲーム配信・超安定志向: 固定回線(光回線)推奨
速度を上げる工夫
- 提供エリアを必ず確認:公式マップでカバー状況をチェック
- 設置場所を工夫:窓際・高所・干渉の少ない場所が理想
- ピーク時間帯を避ける:夜間の大容量DLはスケジュール設定
- 端末の最新化:5G対応機種であれば速度の伸びが期待できる
各社のキャンペーン情報(2025年版)
申込み手順と注意点
- 提供エリアを公式サイトで確認
→ 自宅や利用予定地で安定利用できるかをチェック。 - 申込みフォーム入力・本人確認
→ クレジットカードや本人確認書類を準備。 - 端末受領・設置
→ 実測速度をチェックし、Wi-Fi環境を整える。 - 初期設定・接続確認
→ アプリや管理画面で速度測定、問題があれば設置場所を調整。
※キャッシュバックや月額割引を受ける場合は、申込み経路や条件を事前に確認しましょう。
よくある質問
Q. 公称速度と実測速度が違うのはなぜ?
A. 公称速度は理論値であり、実際は基地局との距離・利用者数・建物構造などで変動します。
Q. 5G対応なら必ず速いの?
A. 5G対応端末でもエリアが狭い・建物内で弱い場合は速度が出ないことがあります。
Q. ゲームや動画視聴におすすめは?
A. 大容量通信や低遅延を重視するなら 光回線 がベスト。モバイル回線なら WiMAX/home5G が安定性で優位です。
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まとめ
- ポケットWiFiの速度は公称値より実測を重視することが大切。
- WiMAX・SoftBank Air・home 5G・ギアWiFiなど、それぞれに得意なシーンがある。
- キャンペーン特典や月額実質費用もあわせて比較しよう。