格安SIMとは?初心者でも失敗しない選び方とおすすめ会社【2025年最新】

初心者ガイド

スマホ代は、見直せば毎月の固定費を大幅に下げられます。本記事では、格安SIMの基礎から選び方、主要15社の徹底比較、申込み手順、よくある質問まで網羅的に解説。
初心者でも読み進めるだけで、自分に合った格安SIMを選べるように構成しています。

※金額・キャンペーンは執筆時点の目安です。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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格安SIMとは?

格安SIMとは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)の通信回線を借りてサービスを提供する事業者(MVNO)のことです。
通信エリアや基本品質は大手と同等ですが、店舗運営コストを削減しているため料金が安いのが特徴です。

最近は「eSIM」の普及により、物理SIMを待たずに最短数分で開通できるようになりました。
また、サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)やオンライン専用(ahamo・povo・LINEMO)は大手直系のため、従来の「格安SIM=遅い」というイメージも変わりつつあります。

要点まとめ

  • 大手より半額以下になるプラン多数
  • 容量や料金体系が多様化し、ライフスタイルに合わせやすい
  • 店舗対応は少ないが、チャット・電話サポートで補完可能

大手キャリアとの違い

料金

大手キャリアの20GBプランは7,000〜8,000円前後が一般的。格安SIMなら2,000〜3,000円が中心で、年間で6万円以上の差になります。

速度・品質

格安SIMは回線を借りているため、混雑時は速度が低下しがち。ただし、直系ブランド(UQ/ワイモバ/ahamo/LINEMO/povo)は大手同等の安定性を提供します。

サポート体制

MVNOはオンライン中心。店舗相談が必要な人はUQモバイル・ワイモバイル・イオンモバイルを選ぶと安心です。

節約シミュレーション(人数別:20GB利用)

大手キャリア平均:7,500円/格安SIM平均:2,700円 と仮定。人数が増えるほど節約額は大きくなります。

大手から格安SIMへ乗り換えた場合の差額(概算)
人数 大手(月) 格安SIM(月) 差額 年間節約額
1人 7,500円 2,700円 4,800円 57,600円
2人 15,000円 5,400円 9,600円 115,200円
4人 30,000円 10,800円 19,200円 230,400円

失敗しない選び方

格安SIMを選ぶときに失敗しがちなのは、「安さだけで選んで使い勝手に不満を感じる」ことです。
後悔を避けるためには、最低限以下の3つの基準を確認してから申込みましょう。

① データ利用量を正しく把握

まず、自分や家族が毎月どれくらいのデータを使っているかを確認します。
iPhoneやAndroidの「モバイル通信量」設定画面や、現在契約中キャリアのマイページで直近30日の利用量をチェックできます。

利用量の目安

  • 〜3GB:LINE/メール/地図/軽いブラウジング中心
  • 10GB前後:SNS/ニュース/音楽ストリーミング中心
  • 20GB前後:動画視聴やテザリングをそこそこ利用
  • 無制限:動画ヘビーユーザー/在宅勤務で常時利用

※直近3か月の平均値+20%を目安にすると不足しにくいです。

② 優先したい条件を決める

格安SIMは「どこも同じ安さ」と思われがちですが、実際は速度・容量・サポート・割引に差があります。
優先順位を決めると、自分に合うブランドが自動的に絞られます。

条件別に合うブランド例
条件 代表的な会社 メリット 注意点 おすすめ度
最安重視 IIJmio/日本通信SIM/イオンモバイル 料金が業界最安級 混雑時は速度が低下しやすい ★★★★☆
速度重視 UQモバイル/ワイモバイル/ahamo 昼休みも安定しやすい 価格はやや高め ★★★★★
大容量・無制限 楽天モバイル/povo/LINEMO 20GB 動画やテザリングでも安心 使わない人には割高 ★★★★☆
店舗サポート ワイモバイル/UQモバイル/イオンモバイル 店頭で相談・初期設定できる 完全オンライン型より割高 ★★★☆☆

③ eSIM対応を確認

最近のiPhoneや多くのAndroidはeSIMに対応しています。
eSIM対応を選べば、申し込みから数分で利用開始が可能で、SIMカードの到着を待つ必要がありません。

  • eSIM対応:IIJmio、楽天モバイル、LINEMO、povo など
  • 物理SIMのみ:一部のMVNO(旧プランなど)

④ 家族・セット割の有無

家族全員で移行すると、割引やシェアプランを活用してさらに節約できます。
光回線や電気とのセット割がある会社も多いので、生活インフラと合わせて検討するのがおすすめです。

まとめ:3つの基準を押さえる

  • 利用量を知る → 無駄なプランを避けられる
  • 条件を決める → 速度?安さ?安心感?
  • eSIMや家族割を確認 → 便利さ・節約効果を高められる

この3点を押さえれば「安いけど遅い」「サポートが足りない」といった失敗を避けて、安心して格安SIMを利用できます。

主要15社の徹底比較【2025年版】

料金や特典は随時更新。直近の更新は🔄マークで示しています。

主要15社の料金・特徴・申込み先(2025年版)
サービス 回線 プラン例 特徴 申込み
楽天モバイル 楽天+au 3GB 1,078円〜/無制限 3,278円 段階制・無制限/楽天経済圏と相性◎
ahamo ドコモ 20GB 2,970円/大盛り100GB 直系品質/海外ローミング込み
povo2.0 au 基本料0円/24時間データ使い放題330円 トッピング制で短期利用に最適
LINEMO ソフトバンク 3GB 990円/20GB 2,728円 LINEギガフリー/PayPay特典
UQモバイル au 20GB 2,728円/自宅セット割あり 速度安定/店舗対応あり
ワイモバイル ソフトバンク 20GB 2,728円/家族割+光割 家族割でさらに割安
IIJmio ドコモ/au 2GB 850円/20GB 2,000円前後 複数SIM・eSIMに強い/最安級
mineo 全キャリア 1GB 880円/低速使い放題OPあり 柔軟プラン・パケット放題
OCNモバイルONE ドコモ 1GB 770円/10GB 1,760円 低価格・NTT系で安心
イオンモバイル ドコモ/au 0.5GB〜100GBの細かい容量設定 全国店舗対応・豊富な料金設定
日本通信SIM ドコモ 合理的20GB 2,178円/かけ放題可 シンプル料金で低価格
NUROモバイル ドコモ/au/SB NEOプラン20GB 2,699円 特典「NEOデータフリー」付き
BIGLOBEモバイル ドコモ/au 1GB 1,078円/30GBまで 動画音楽が使い放題OPあり
J:COMモバイル au 5GB 1,078円〜/20GBプラン ケーブルTVとのセット割
nuroモバイル ドコモ/au/SB バリュープラン3GB 792円 繰越・低容量向け

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編集部評価に基づく総合ランキング(価格×速度×サポートの総合点/2025年目安)
順位 サービス 回線 プラン例 レビュー 申込み
1位 UQモバイル au 20GB目安/自宅セット割で実質2千円台 レビューへ 公式へ
2位 ワイモバイル ソフトバンク 〜20GB/家族割+光割で総額を最適化 レビューへ 公式へ
3位 ahamo ドコモ 20GB 2,970円/海外ローミング標準 レビューへ 公式へ
4位 楽天モバイル 楽天+au 段階制〜無制限 3,278円/通話アプリ無料 レビューへ 公式へ
5位 IIJmio ドコモ/au 2〜20GBが最安級/eSIM・複数SIMに強い レビューへ 公式へ
6位 LINEMO ソフトバンク 3GB実勢が安い傾向/20GB 2,728円 レビューへ 公式へ
7位 povo2.0 au 基本料0円+トッピング/24時間使い放題330円 レビューへ 公式へ
8位 mineo ドコモ/au/SB マイそく常時1.5Mbps 990円/低速使い放題OP レビューへ 公式へ

乗り換え手順(eSIM/物理SIM)

格安SIMへの乗り換えは、以前よりも大幅に簡単になりました。特にeSIMなら申込みから最短数分で利用開始できます。

  1. 現キャリアでMNP予約番号を取得(Myページまたは電話)。※新規番号でeSIM発行なら不要のケースあり
  2. 希望する格安SIMの公式サイトで申込み(本人確認・支払方法登録)。
  3. SIMカード/eSIM情報を受け取り、端末で開通手続き。
  4. APNまたはプロファイルを設定し、データ通信・通話・SMSが利用できるか確認。

よくある質問

Q. 乗り換えのベストタイミングは?

A. 大手キャリアの更新月や解約違約金が発生しないタイミングがおすすめ。現在は違約金が廃止されているケースも多いため要確認。

Q. 速度は本当に問題ない?

A. 昼休み・夜間など一部で速度低下が見られることもあります。ただしUQモバイル・ワイモバイル・ahamo・LINEMO・povoなど直系/準直系ブランドは安定性に強みがあります。

Q. キャリアメールはどうなる?

A. 多くの格安SIMではキャリアメールは利用不可。GmailやYahoo!メールへ移行しておくと安心です。持ち運びオプションを提供している事業者もあります。

Q. 端末はそのまま使える?

A. SIMロック解除済み端末であればほとんど利用可能です。各社の公式ページにある「動作確認端末一覧」を確認しましょう。

Q. データ繰り越しはできる?

A. IIJmioやUQモバイルなど、多くの事業者が繰り越しに対応。ただし上限や翌月のみ繰り越しなど条件が異なるため、公式情報を必ずチェックしてください。

まとめと次の一歩

格安SIMは「毎月の固定費を大幅に下げたい」「自分に合った容量で選びたい」人にとって最適な選択肢です。
直系/準直系を含む主要ブランドは品質も安定しており、初心者でも安心して利用できます。

  • 最安重視: IIJmio/日本通信SIM
  • 安定重視: UQモバイル/ワイモバイル/ahamo
  • 大容量・無制限: 楽天モバイル/povo

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大容量・無制限SIM比較

動画・テザリング・仕事利用など大容量に最適なプラン。

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